98年 「PCの会」 活動記録



1998年1月11日(日)
P T A 各 位
PCの会        
会  長 井澤津久夫

「PCの会」からのお知らせ


 新年明けましておめでとうございます。
 平成7年1月17日の阪神大震災から3年となりましたが、当時神戸では消防署のハンマーや チェーンソーなどの備品を住民に提供し、下敷きとなった方の救援に役立ちました。東京消防庁 では、これを教訓として、「防災時支援ボランティア」制度を作りました。当会にも協力が依頼 されました。ボランティアですので、出動は任意で強制されません。ぜひ皆さんの参加をお願い 致します。特に平成8年12月に救急救命講座を受講なさっ方、また、初めての方も是非参加を お待ちしています。



日 時: 平成10年1月24日(土) 午後5時から8時まで

会 場: 神明中学校 2階 視聴覚教室(駐在所横門からお入り下さい。)

テーマ:

  1. 東京消防庁防災時支援防災ボランティアについて
     講師:東京消防庁荻窪消防署西荻出張所 主任
        田中成二 消防指令補
  2. 誰でもできるパソコン通信&インターネット
  3. 98年年間活動予定



「PCの会」議事録

参加者 19名


<東京消防庁防災時支援防災ボランティアについて>


 講師:東京消防庁荻窪消防署西荻出張所 主任
    田中成二 消防指令補

阪神大震災の時には、死者、行方不明6315名、怪我人4万人
消防署員は、途中で救助を行うため、消防署には電話番1名程度という状況だった。

この制度は、平成7年11月4日発足。
ボランティアは、消防機関と協力して事にあたり、荻窪消防署のボランティアとして活動を行う。
原則として荻窪消防署の管轄区域内で行うが、他の区域に行くこともあるかもしれない。
消防職員といっしょに行動する。


  1. ボランティア活動の内容
    (1)受け付け、配置、事務等
    (2)応急救護活動  搬送、仮設救護所作成等
    (3)情報の提供  交通情報、火災、怪我人等
    (4)消化活動の支援  ホース伸ばし、道路の交通整理等
    (5)救護活動  管轄所外から来る人の案内、機材の搬送、証明作業等
    (6)消防署内の応急修理、炊事支援等

  2. 参集は、自主参集
    活動しやすい服装、登録カードの持参、車で来ない、徒歩または自転車(自動二輪)。

  3. 参集基準
    震度6程度、周りの状況によって

  4. 訓練等
    有効期限 3年
    防災ボランティア週間、消防署からの案内等で訓練に参加。
    三年間に1回は、参加(休日にやっていると思う)する。
    荻窪消防署でも年3回は講習会をしている。
    都合をつけて参加する。

  5. 止めたいとき
    消防署に届ければよい。

  6. 災害時ボランティアの保険
    消防職員との行動をともにした方が良い。

  7. テキスト
    登録者は、テキストを見て勉強。

  8. 申し込み書の記載
    住所、氏名、ふりがな、印鑑、緊急の連絡先
    資格 救命講習受講者、パソコンの操作
    いろんな資格を持った人に協力を得たい。
    未成年は、両親の承諾を得る(18才以上65才以上)
    ボランティアに入ってから救急救命講習を受けても良い。

    182名荻窪消防署への登録。消防署のボランティア。
    ボランティアが消防署へ出てこれる状況になった時に参集。
    ジャンバー、またはベストをその時に貸与(50着、50着)する。



<救助機材の見学と説明>

・バール、のこぎり、金づち(大、小)、金属チェーン等切断はさみ、ロープ等
 一式がセットになり、リュックのように背負える。10セット有り。
・油圧式の鉄筋切断機
・コンクリート削岩機



<質疑応答>

第一避難所は、近くの小中学校(3日分の食料)
その後に、久我山のNHKグランド、光が丘に非難(食料の配給場所)
PCの会は、今までにないような情報のお手伝いができると思う。
消防団とは、別行動
普通救命の講習会は3時間、5月ぐらいにまた行う。


<本年度の活動予定について>

  1. メンバーを増やすには
    パソコンで繋げない人のために、電話等での連絡も。名簿の作成を。
    メンバーを増やすことも考える。PATIOのパスワードを教える範囲も検討。
    ここにいない人へどうやって連絡をとるかが課題。
    PTA総会が4月30日(?)にあるが、普通の日。土曜の午後や日曜でないと。
    1度来た人にどうやって連絡するか。
    この次の会には、電話で連絡。なぜ、来なくなったか、アンケートも。
    卒業生の親にも、どうやって連絡するか。
    ニフティもホームページで見れるようになった。
    コミュニケーションは、PATIOを基本にした方が良い。

  2. 分科会について
    少しやった方が、前に進む。
    生徒にPCを教えることと、防災を分けたらどうか。
    PCを教えることは、別に計画をしたらどうか。
    学校で教えることについては、教師の考え方に意識の差がある。
    せっぱ詰まった学校は、パソコン通信に積極的に取り組むが、神明は困ってい ないのでは。
    先生に入ってもらうのが良い。
    代表3〜5人ぐらいで校長先生と話してみたらどうでしょうか。

  3. 条例改正の請願書
    冨島さんが文面の案をPATIOに乗せるので皆さんで意見を書く。
    2003年までに公立小中学校のPCの整備が決まったが、条例を変えないと 実施できない。

  4. 初心者へのアドバイス
    機種の選びかた、繋ぎかた、等の小マニュアル
    地域の会なので、地域の人に声をかけて来てもらう。そのためのルールを決める。
    参加資格は、1度例会に来た人、春日でうどんを食べた人、一緒に酒を飲んだ人。


その後は、春日で楽しい一時を過ごさせて頂きました。    以上


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